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2008年6月1日のトリプルドクター記念講演

 去る2008年6月1日、四日市都ホテルにて、堀泰典(52)氏、の医学・歯学・薬学博士のトリプルドクター受賞祝賀会が約500人の参堂者を集めて行われた。

 当日はネットチャンネルKYO社長・許平和氏(許一族の長)による開会の言葉に始まり、
 東京大学医学部 秋山 了 名誉教授の祝いの挨拶、
 昭和大学医学部 塩田 清二 教授が「医学、歯学、薬学での3タイトルを持つのは堀博士が日本初の快挙である」旨を述べ、
 続き、真鍋 光廣 元・衆議院議員(旧大蔵省キャリア)の乾杯の発声で祝宴の幕を開けた。
 会食中は女優・沢田亜矢子さんのトークショーが華を沿えた。

 その後、乳がん、腰痛、認知症、アトピー性皮膚炎、パニック症候群、脳内出血、脳内腫瘍、糖尿病、偏頭痛、メニエール、自閉症等を克服した人々の堀博士に感謝の言葉が放映された。

 後半は昭和大学薬学部毒物学 吉田 武美 教授が「毒性学的観点から見た、化粧品等の安全性学について」というタイトルで講演を行った。
 吉田 武美 教授は講演で、「本来、化粧品は皮膚に進入してはならない。しかし昨今、ナノテクノロジーの進歩は目覚しく、ナノカプセルを利用した化粧品が多くなっているため、皮膚を通り抜け血管にいたる化粧品が多い。それが血管を通り、脳や脳脊髄液に進入した場合、分解するか否かも不明で、その排除機構も定かではなく、10年後~20年後、を見据える必要がある。ある意味、怖いもので注意が必要である。」と講演された。

 続いて 堀 泰典 博士の「現代医学の15の盲点、特に静電気の驚異について」の記念講演が行われた。
 静電気除去機能を有する世界初のコスメであるユニークな化粧水「Dr.3小顔ちゃん」が発表された。(特許取得済)
 堀 泰典 博士は講演で、「その化粧品は顔を小さくする効果がある。
 この小顔ちゃんは、「体の浮腫(むくみ)は体内や体表に溜まった静電気による影響が大きく、これを除去すれば浮腫が取れ、結果、小顔化する」という独自の学説にもとづき商品化した。

 その開発理論とは、血液量は体重の約8%、例えば体重60kgの人の総血液量は約4.8Lになる。心臓が1分間に送り出す血液量は、拍動1回で約70ml、心臓が70回打つとして4.9Lになる。
 血管を1本に伸ばすと約10万kmといわれ、血液は1分以内でこの10万kmの血管を巡り心臓に戻ることになる。そのスピードは時速換算すると600万km/h以上で静電気も膨大に発生している計算になる。

 物理の基本原則であるエネルギー保存の法則によると、同じ閉鎖系、つまり体内では血管が細かく枝分かれし、血流スピードが落ちても発生するエネルギーの総和は等しい。つまり体内静電気量も同じで、体内の絶縁体である脂肪やグリセリンに蓄積することになる。
 これは、人体はバッテリーと同じように体内の絶縁体である脂肪などに静電気が溜まり、水分を引っ張り体が浮腫みます。
 小顔ちゃんはその静電気を除去し体液循環の確保が目的に開発され、また使用前に、水で薄めた時点でアミノ酸の等電点を合わせ高分子化し保湿効果を高める方法を開発しました。これは、かなり保湿効果を挙げる技術です。

 体内外に大量に蓄積された静電気(1万ボルト以上)が流れることで病気になるケースが考えられる。
 例えば、脳は体内の総血液量の3分の1の血液を必要とする。当然、脳内にも静電気が溜まる可能性も高い。
 その他、髪の毛に静電気が溜まり、ドアノブ等で静電気が流れると、電気は最短距離を流れる為、右手でドアノブを触れば、左の髪の毛に溜まった静電気は左脳から脳の中を流れ右手にいたることになり、脳神経細胞が破壊される可能性がある。
 こういった現象が頻繁に起これば身体に良いはずがない。
 つまり、脳内で静電気が水分子を吸着した場合には脳内浮腫が起こり、血管性の認知症が起こったり、静電気が流れるとき、脳の神経細胞自体や導線にあたる軸策や絶縁体であるミエリン鞘(しょう)が壊されたり、シナプスが壊されたり、神経伝達が上手くいかなかったりして「アルツハイマー型の認知症」になる可能性も否定できない。
 つまり、静電気が多く神経細胞のミエリン鞘(しょう)という脂肪酸に溜まる。
 それが流れ神経細胞に損傷が生じた場合はアルツハイマー型の認知症を、遺伝子を傷つけた場合はガンの原因となる可能性も否定できない。
 また、水分子は、酸素側はマイナスに水素側はプラスに傾いている。つまり、静電気がプラス(+)、マイナス(-)どちらに傾いても水分子を吸着し浮腫も発生することになる。したがって「静電気を常に体に溜めないことが大切」であるとの考えに基づき「静電気除去機能を有する化粧品」を開発(特許取得済)、商品化した。

 静電気を取り除く原理については、体内で鉄分に次いで多い必須ミネラルの亜鉛に着目した。亜鉛や鉄は帯電列のほぼ中央に位置する物質で、静電気が(+)(-)どちらに傾いた場合でも電気的に中性になろうと、電子のやり取りをする原理を活用した。
 小顔ちゃんは数種の亜鉛化合物などを特殊な製法で溶かしている。
 また、皮膚から進入したとしても、必須ミネラルである為無害である。当然飲むことも出来る。
 飲む化粧品とも言うべき亜鉛の排出経路は消化器が9割を占め、残りが尿と汗である。

 小顔ちゃんは防腐剤を使用していません。飽和濃度で防腐効果を保っています。俗に言う、ザボン付け、梅干と同じ原理です。共に100年経ったザボン付けも梅干も食べられます。つまり、砂糖でも塩でも飽和状態なら腐らないのです。この原理を応用しています。
 防腐剤は分子量が小さく皮膚に進入します。
 つまり、生きながら少なからず防腐処理されていることになります。怖い話です。皮膚に進入するのは分子量が600以下の脂溶性が入りやすく、出来るだけ脂溶性は使用しないほうが良いのです。また、界面活性剤を使用しているのも出来るだけ避けた方が良いという。その理由は界面活性剤は油と水を結合させる為のものである。油分があり、皮膚に進入しやすい。
 インドネシアのアチェの津波で多くの方が犠牲になりました。その際、腐敗するのは男性が女性より圧倒的に早かったといいます。また、人種によっても先進国の方のほうが、腐敗が遅かったといいます。これは、防腐剤が化粧品で多く吸収されていて、体内に残存していたからに他ならないと思います。因果関係があるか否かは別にして癌の原因として無視してよいのかは解らない。というのは、複合的に作用し毒になる可能性もあり、そこの所を考慮に入れなければならない。

 また、塗布の方法はエステのマッサージの下方から上方に、中央から外には大いなる間違いである。
 エステのマッサージと正反対で、神経の伝達方向(顔の場合は外側から中央、上から下の方向)に塗布し、筋肉を弛緩する方向に拍車(脱分極)をかけることにより筋肉が弛緩しやすくなり、静電気を除去し、浮腫を解消、小顔化する」
と講演された。
 そのデモンストレーション(神経伝達方向に化粧品を使用した場合とそうでない場合の筋肉の弛緩の違い)が行われ会場をわかせた。
小顔ちゃんの塗布方向
 堀博士はさらに、「現代医学の盲点の3つに、体内静電気、神経伝達方向に拍車をかけること、慢性筋肉疲労の存在を挙げている。また認知症の多くは、脳の萎縮と脳内浮腫が見られる場合が多い。
 血管性認知症は動脈硬化や梗塞に由来するものが多いが、それ以外に脳内浮腫が原因のものもあると思う、脳内浮腫が取り除ければ血管性認知症が軽減できる可能性があるという。
 また、アルツハイマー型の認知症も、昔はそんなに多い病気ではなかった。現代社会が靴社会になり、体内外静電気が絶縁され静電気のボルトが大きくなり、神経細胞に悪さをしている可能性が多いという。昔はワラジ生活で何時もアースされていた。それで静電気のボルトが上がる事無く流されていた為に、アルツハイマー型の認知症は少なかった。
 ただし、現代社会は長寿になったことも影響しているだろうという。また、睡眠時間が長い場合も認知症が心配されるという。布団は絶縁滞で静電気を多く溜める。寝すぎると顔が浮腫むのはこのためである。つまり、シャンプー後に小顔ちゃんを頭部に使用するとか、一日数回顔面に使用することで認知症の予防も期待できる
」と講演された。

 静電気の人体に及ぼす影響について、外崎肇一明海大学教授は「静電気と人体の関係にここまで踏み込んだ研究は初めてだ。学問的に興味深く今後の研究課題である。」と述べた。

 開発者の堀博士は1997年に医学(昭和大)、2005年に歯学(明海大)、さらに昨年秋には3つ目の薬学博士(昭和大)を取得されている。司会者が3つも博士を取得されてこれからどうする予定ですかと問うと、堀 泰典 博士は「現代医学は優秀な医学部、歯学部、薬学部、理学部、工学部で研究されておられる方が毎年何万人も出てこられ、そこに関係する学者、研究者は全世界では何十万人、何百万人に上るでしょう。その集大成のようなものが現代医学です。そこで、ほんの少しでも現代医学で良くならないものを良く出来れば、それは、まさに奇跡です。私はその奇跡を起こしたいがために3つの博士号を取得しました。換言すれば、医学を幅広く研究し、現代医学の盲点の克服に努め、今後の開発に生かしていきたいのです。」と話した。

 また、皮膚の老化を防ぐコスメやウエストを細くするコスメも発表予定とのことである。
 外崎肇一明海大学教授は「ドクターズコスメ大流行の今日、本当の意味でのドクターズコスメと言うべきコスメである。」と述べた。

 続いて、堀博士に交通事故の後遺症で悩んでいた女性、クローン病の子を持つ母親、心臓疾患で子どもの頃から悩んでいた人や、顎関節症を2度手術したが治らなかった女性等がをほんの数分で治して頂き悩みから救われたと、涙ながらに感謝を述べ、堀博士に花束を贈呈した。

 最後を龍光寺の住職である衣斐賢譲氏(元鈴鹿市長)が「堀先生は正に薬師如来の化身」と締めくくった。